2015年11月28日土曜日

心配というコントロール



心配という言葉で子供を操る親。
心配という言葉で子供の自由を奪う親。

親から心配されたら心配させないようにしようとするのが子供。









■心配=私の思い描いたあなたでいなさい

母の価値観の中から少しでも出る行為に対しては容赦のない罵倒を私に浴びせました。
時には容赦のない暴力も受けました。








「親を好きにならなければ」
「すべては自分が悪いんだ」


親を大切にしなければならないと言われていますが、一番大切なのは自分の心です。親の為に自分を追い詰める必要は全くありません。世の中には「子供のため」という言葉で子供をコントロールする親がたくさんいます。


虐待していた親を許すということは、自分が虐待されていた状況を許すということです。自分は虐待されても仕方なかったんだと認めることです。
そんなことはできません。私も、ほかの誰だって、世界中の誰だって、虐待されて当然な子どもなんていません。
だから、私たち虐待を受けたものは、「親が未熟だったのだ」「親が間違っていたのだ」というところから、自分の価値観を見直す必要があるのです。